シンガポールで,国家予算に占める社会福祉や社会保障費の割合がきわめて少ない理由は,
国家が老親介護や年金といった問題に関して,あくまで中立で,そうした問題は,
家族やその成員一人ひとりの責任であることを表明しながら,
住宅及び環境政策や人的交流を重視した地域社会(コミュニティ)政策を充実させ,
「国」と「地域」と「家族」の三者の役割分担を明瞭にさせながら展開してきた経過によるものであると考えられる。
放送大学教材 「アジアの社会福祉」 第6章 高齢者と福祉 (萩原康生著) より抜粋
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