スウェーデンにおける障害者福祉について述べるに先立ち、障害の定義について触れておく必要がある。
社会福祉法(1982年)に規定されたその定義によれば、
障害とは 「心身機能の欠損や疾病といった個人の側の属性を指すものではなく、
その個人とその人を取り巻く環境との関係の中に存在するもの」である。
すなわち、心身機能にある欠損ががあっても、
物的、社会的環境条件が整っていればそれは障害にならないし、
逆に環境条件が整わなければ、誰もが障害者たり得るということである。
放送大学教材 「社会福祉の国際比較」 第4章 スウェーデンの社会福祉 (外山義著) より抜粋
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